君が信じてくれたから
終わっちゃった。
V6のコンサートツアーが、感動のファイナルを迎えて無事に終わった今、更新されたばかりの健ちゃんの「にこ健」を読んで泣いてます。
健ちゃんは言います。
「15歳の僕の決断は間違ってなかったんだ」と
そう、「新しいグループを作るけど、Youやる?」とジャニーさんに聞かれた15歳の君は、
「そのグループ、剛は入る?」と聞き返して言ったんだったね「剛が入らないなら僕もやんない」って。
ジャニーさんは「剛が一緒だとYouは1番になれないよ、いいの?」と15歳の君に確認したけど、「それでもいい、剛が入らないなら僕も入らない」ときっぱり言ったんだよね。
たぶんその時点では、こんなに長く続くグループになるなんて思ってなかったんだろうけど…。
奇跡のように「剛健」を中心に6人が集まって、V6というグループがデビューして20年が経ちました。
剛くんのカリスマ性はジュニアの頃から今も変わらず、そして剛健の仲の良さも相変わらず。
一番近くにいる健ちゃんには、剛くんのカリスマ性は一番感じられたことでしょう。
それを嫉妬することなく、15歳の男の子が、自分は2番手でもいいからこいつと離れたくないと思った、デビューできるなら一緒じゃなきゃ嫌だと思った、その決断があんな素敵なグループを作る核になってくれたんだよね。
少し前を歩く 未来の僕が
振り返ってくれるのなら
進んでもいい 大丈夫だよ
そう言って笑って欲しい
(サンキュー!ミュージックより)
もうそれは奇跡としか言いようがなくて、当たり前のようにあの6人が、一緒にステージに並んで立ってることが「神の過保護」と呼んでもいいくらい、私にしてみれば感謝しかないです。
ありがとう、健ちゃん。
いつも「寄り添って背中を押し続けて」くれてありがとう。
「目の前にいないファンのことも思いながら歌う」と言うあなたは間違いなく日本一のアイドルです。
私の大好きな岡田くんの心がV6から離れかけた時にも、「アイドルとしての自分を誇りに思ってくれ」と言って、V6に呼び戻してくれてありがとう。
間違いなくV6は、三宅健がいたからできて、三宅健がいるから続いたグループです。
とても大きな力に 導かれてきた
不思議な巡り合いを重ねて
音楽はこころとこころを
震わす 魔法さ
(ミュージック・ライフより)
ところで、オーラスのアンコールでV6の上に舞い降りた紅白のリボン。
ファンのメッセージ入りのリボンは、スタッフとファンからのサプライズで、あの健ちゃんをして「人生で一番感動した」とまで言わせた最高に素敵な演出だったのですが………。
あれ、ファンクラブからのメールでお知らせがあったのがツアーが始まるだいぶ前。
24時間テレビより前?←もうその辺の記憶も曖昧(笑)
V6メンバーに知られないように、ツイッターやらSNS等ネット上でその事を呟くのも話題にするのも禁止という緘口令が敷かれたんです。
各会場のCD販売テントの片隅で、確かCDを買うとリボンが貰えてそこにメッセージが書けるという事だったはず。
それを全会場分集めて、オーラスに降らせた訳ですが、勘の良い方はお察しになられてると思いますが、ワタシ完全に失念しておりました!
だって、誰も呟かないんだもん(笑)
「グッズ買ったついでに、例のメッセージ書いてきたよ♡」とか、
「CD買って、例のアレ出してきたよ♪」みたいな書き込みも一切見ない、Vクラの完璧すぎる緘口令のお陰で、そんな事すっかり忘れてた!
確か、その為に通常盤を買わずに残しておいたんだったのに。
早い時間にグッズわざわざ買いに行ったのに。
次の日だって、思い出してたら行けたのに。
私のバカバカ!
と思ってたら、こんなバカは私だけじゃなかった。フォロワーさんにもいました。完璧に忘れてた人。もちろんこっそり慰め合いましたよ。
ああ、バカだ。本当にバカ。
私の思いも、代々木のステージに降る筈だったのに。
振り返ればイエスタデイズ
舞い散った過去の群れ
気づいたら遠くはなれ
ぶつかってエブリホェア
全身に傷負って
進むしかできないと知った
(ミュージック・ライフより)
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後悔先に立たず。
進むしかない。
もし万が一、次にこんな機会があれば、私の思いも形にしてV6の上から降らせたい。
客席に背を向けて ( もしや泣きそうなのを見せないため?) ステージにちょこんと正座して、一心不乱にリボンを一枚一枚読む剛くんの……肩に乗りたかった‼︎
(いよいよ自分が誰担当か分からなくなってきた)
いや、今回だって、思いは代々木のステージの上で舞い散ってましたよ。(砕け散った、とも言う)
…きっとね♡
君が信じてくれたから!
(ミュージック・ライフより)
次の機会が30周年でも40周年でも、ついて行くわ。
Wait for Youで「一緒に来てくれないか」とイノッチが歌うところが、私にはどうしても「一緒に生きてくれないか」に聴こえてしまうんだもの。
UTAO-UTAO〜夢から醒めた夢
ついに、ついにコンサートに行ってきました。
「ラブセン V6 LIVE TOUR 2015
-SINCE1995~FOREVER-」コンサート!
記憶の断片
私が行ったのは10月21日、日本ガイシホールで行なわれたコンサート。
この日は仕事も休み、朝からソワソワ。
イノッチが「あさイチ」に普通に出ていてびっくり。
そうか、新幹線で1時間半だもんね。
あ、最初に言っておくと、これはコンサートレポとかじゃないです。
あまりにも幸せ過ぎて、あまりにもあっという間で、殆ど記憶がない(笑)
ツイッターで、同じ会場にいたであろう方たちのレポを読んでは、あぁそんな事もあった、そんな事言ってた!…と記憶をよみがえらせてるくらいなので、自らレポが書けるはずもない。
だから、憶えてることの断片を記録しておくメモみたいな感じです。
グッズ衝動買い
この日は平日で子供たちは学校だったけど、私は休みを取ってたのでお昼前からガイシホールに向かう。
我が家からは30分弱。
OMGコンの時にグッズだけ買いに来たことがあったから、勝手知ったるグッズ売り場(笑)
でもOMGコンの時も販売開始40分前くらいに来て30人くらいしか並んでなかったのに、今回はもう既に100人以上並んでた。
この日は暑かったからホールの日陰に沿って外周をぐるっと回ってたから、最後尾が見えなくて焦った。
どんな感じの人が並んでるんだろうな?と観察してたんだけど、若い子はチェックのシャツを着てたり腰に巻いてたりしてる子が多かったな。私の前に並んでた子たちは多分色違いのチェックシャツでお揃いだった。
意外にお年を召した方が多い印象だったけど、メモを見てたり、若い子が来て場所変わったりしてたから、代わりに並んでたりグッズ買うの頼まれたりしたお祖母ちゃんなのかもね。
先日書いたジャニヲタの制服?白いスカートはいなかった(笑)
やっぱあれは撮影用か?
グッズはパンフレットとポスターを私に、クリアファイルとTシャツと健ちゃんのフォトセットをムスメに、あとはそれぞれ3つずつ団扇とペンライト。団扇は、私が岡田くん、ムスメには健ちゃん、息子にはイノッチ。
でも、見てたら急に欲しくなって、自分用のTシャツも、あとフォトセット[全員]も衝動買いしちゃいました。
いざ、アリーナ!
大荷物を抱えて一旦帰宅。
中2のムスメの帰宅を待って、いざガイシホールへ。
高校生の息子にはチケットを渡してあって、学校から直接市バスで行くので現地集合。
ところがホールの前でなかなか息子と会えなくて、右往左往。
やっと巡り会えたら今度は「さて、どこから入るの?」
もう既に入場が開始されて30分くらい経ってたのでホールの前の広場は大混雑。
ところが「アリーナの人は1階から!」とメガホンで案内してるスタッフがいて、そうです私たちアリーナ席だったの。1階へ降りてみたら、もう入り口に行列すら無い。
いざ荷物チェックを済ませて中へ!
会場に足を踏み入れた途端、フワッと視界に靄がかかったみたいな幻想的な?感じで、いよいよこれは夢なの?という雰囲気になってきました。
3人並びの席で、ブロック的にはメインステージからも花道からも遠目な後ろの方。通路側だったけど、通路から私、息子くん、娘ちゃんの順に座る。
なんかムスメは隣の人がいるの嫌だから真ん中がいいとか言ってたのに、自然にこの並びに。
ガイシホールの印象は、なんか思ってたより狭いなってこと。アリーナだから余計に感じるのかもしれないけど、DVDで観てた代々木と比べても本当に小さいんだろうな。
昔々行った、県体育館の聖子ちゃんコンサートはスタンド席だったけど、真ん中にステージがあったせいかもっと近くに感じたし、全体が上から見渡せたせいか広く感じたな。
あとアリーナのブロックを仕切る通路が広いと感じた。もう1列くらい椅子が並べられるんじゃない?くらいに開いてる。本当にもう1列ずつ増やしてくれたらもっと入れる人が増えるのに。
はじまる、はじまる!
暗転して始まって、周りのすごい歓声の中立ち上がる。
ブロックでは2列目で、アリーナはフラットだから、前の人がデカかったらアウトだなと思ってたけど、標準より少し低い感じの人でよかった。
むしろ、170センチの息子の後ろの人ゴメンなさいって感じだった。
最初はメインステージの6人が、すごく遠くてメンバーが5センチくらいにしか見えないんだけど、シルエットでちゃんと岡田くんを確認。
なるべく、モニターより本物を見て目に焼き付けたくて、目を凝らして岡田くんを追う。
なんか夢にまで見たこの場所に、今いるんだな〜〜と思うと、涙がこみ上げてきた。
メインステージから順にメンバーが花道を歩いてきた時は、いよいよ興奮してきた(笑)
5センチだったV6が20センチくらいに見えたからね(笑)
MCも、すごい楽しかった。
年代順に聞いてく点呼では、40代がこの辺りで私だけだったら恥ずかしいなと思ったんだけど、結構周りにたくさんいて安心。斜め前の方は70代で手を挙げてた。
「男子ー!」と聞かれた時は、ちょい恥ずかしそうに息子が「はーい!」と手を挙げて応えてた。息子は恥ずかしいのか、イノッチの団扇がだんだん下がってしまって、せめてイノッチが側を通る時くらい胸の位置まで上げなさいって、隣で腕をぐいぐい上げさせてました。
結局、スタンド前の通路?をメンバーが通る時が一番近いんだけど、だいたいその時はスタンド席側を見ててあんまりアリーナを向いてくれない。
岡田くんは特に照れ屋なのか、上から覗き込む素振りは一応するけど実際には全体を眺めてるだけな感じ(笑)
長野くんは、噂に違わず本当に万遍なく顔を見てお手振りしてくれてる感じが、まさに王子様でした。
坂本くんは子供好きで、スタンド席前列の親子席?にばかり視線を向けるから、必然的に横顔ばかりだった。剛くんはアリーナも覗き込むようにちゃんと見てくれて、もしかして目が合ったかも?(笑)
なんか6人もいて、全員好きだと、本当にどこを見ていいのか分からない。
みんなバラバラに散って歌う時とか、声はするけどすごい遠くに岡田くんがいて、すごい近くにイノッチがいる時とか、どうしたらいいの?って感じだった(笑)
とにかく、楽しくて楽しくて、時間が経つのがあっという間で、最後の挨拶?までのメドレー形式の曲が、何を歌ったのか歌ってないのか…殆ど思い出せない。
メドレーにしてあるから、前奏だけで肩すかしの曲とかワンフレーズだけ?な曲とかもあったし、やたら「愛なんだ」の(我が家では「恥ずかしいラップ」と呼んでいる)ラップが間奏に重ねてあったり、曲の切れ間が分かりにくい組曲だった。
でも大好きな「UTAO-UTAO」はフルコーラス歌ってくれて大感激。私の号泣ポイントはここでした。
- アーティスト: 御徒町凧,Coming Century,六ツ見純代,DREAMFIELD,清水昭男,COLDFEET,HIKARI,V6,MIZUE,シライシ紗トリ
- 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング
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想像通りのこのステージ
騒々しい仲間がいて
例えるなら トムとジェリーの現代バージョン
雲間から射す光
問答無用に注ぐハピネス
夢みたいな日々に叶う UTAO-UTAO
最後の挨拶は、本当に泣けた。
イノッチや岡田くんは、他のメンバーが真面目に挨拶してるのに茶化したりオチをつけようとしたりしてたけど、それでも泣けた。
「みんないい人たち好きになったね、良かったね」みたいな事を、岡田くんの口から聞けるなんて思わなかった。
岡田くんこそ、良かったね。あんないい人たちと同じグループでデビューできて。
アンコールが3回
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アンコールも、頑張って手を叩き続けた甲斐あって、ダブルアンコールまで応えてくれた。ただ、健ちゃんの投げチューを見たらサッサと帰り支度し始める人や席を立つ人が多くてビックリ。もう1回くらいアンコールして欲しかったな。
みんな遠くから来てるのかしら?終電間に合わないとか?(笑)
私たち親子は、事前に嫌な思いをしないように約束してたの。
銀テープとか飛んできても無理して取らない。
誰かと同じテープを取ってしまった時は引っ張り合わないで手を離す。
1人1本取れたら、他に譲る。
最初から、取れなくて当然、取れたらラッキーというスタンスでいようって。
ラッキーな事に、私の真上に落ちてきた銀テープを手を伸ばして取ることができたし、息子も背の高さを活かして金のテープを取ってました。(テープに印刷されたメッセージの内容は金銀とも同じ)
ムスメは折角掴んだのに後ろの人に引っ張られて取られた!と怒ってたけど、みんな欲しいんだから仕方ないよ。
家族に金銀テープ2本なんてラッキーじゃん。
本当に本当に幸せで、すごく楽しかった。
また行きたいな。
本当にまた行きたいなぁ。
終わった直後からそんな風に思うコンサートでした。
まだ夢の途中。
ありがとう、V6
ジャニヲタさん、ありがとう
ジャニーズの罠
私はV6が好きだ。
そりゃもう、岡田くんに関してはデビュー間もなくから好きだし、ずっとV6が好きだ。
だけどジャニーズが特別好きだという訳ではない。
…と、思う。
断言しきれないのは、人生の節目節目で何度かジャニーズの罠にはハマってるから。
黒歴史だけどシブがき隊のヤッくんのブロマイドを買ってしまったこともあるし、ヨッちゃんこと野村義男のファーストアルバムもついつい買ってしまった。
- アーティスト: 野村義男,The Good-Bye,橋本淳,竹中尚人
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まだヨッちゃんが「The Good-bye」を結成して本格的にバンドデビューする前に出された「野村義男」名義のアルバムです。デビューしてないのにアルバムだけ、しかもタイトル「待たせてSorry」とか(笑)
でもきっぱりファンでしたと言えるのはトシちゃんこと田原俊彦だけ。
部屋に「瀬戸内少年野球団」のポスター貼ってたし、アルバムを5枚、シングルレコード(笑)10枚くらいは持ってたし、ドラマは必ず観てたし…コンサートは行ったこと無かったけど。ディナーショーも無いけど。
SMAPが流行り始めの頃、「誰が好き?」と聞かれたら「森くんか吾郎ちゃん」と答えたりはしてたけど、「スマスマ」をバラエティ番組のひとつとして楽しみに見る程度。
嵐は本当に売れるまで、名前が顔と一致するのがニノだけだった。
タッキーは「木曜の怪談」の時から綺麗な子だなと思って好きだったけど代表作「魔女の条件」でさえしっかり観たことがないくらいなスタンス。
だから、私はジャニヲタ(=ジャニーズのオタク)じゃないの。
そんな私から見たジャニヲタって人種のことを、少し書いてみようと思った。
このはてなブログにも、ジャニヲタと名乗る方のブログが沢山あって面白く読ませて頂いてるし、ツイッターでフォローさせて頂いてる「Vクラさん」も概ね良い人だ。
ただ、中には…何て言うか一般常識からすると「ん?」と思うような「ジャニヲタの決まり」「ジャニヲタの常識」というものに遭遇して戸惑うことがある。
そしてそれ故、良い人だと思ってたのに急に変な人に思えたり、ちょっとムカついたり…みたいな事もあって、何が違って何が変で何がムカつくのか書いて考えてみようと思ったのでした。
別に、ジャニヲタさんを否定してる訳ではないし、嫌ってる訳じゃない。
ただ、どんな世界でもそうだと思うけど閉じた世界の中ではどんどん独自のルールができていって周りと少しずつズレてくることもあるんじゃないかな?と思うんだな。
ジャニヲタの制服としての白いスカート
まず、全員が全員じゃないけどファッションが独特。
私の周りでは膝丈の白いスカートを着てる女の子なんて年に3人見たら多い方だと思うんだけど、テレビのジャニーズが勢揃いする歌番組での最前列にズラーッと並ぶジャニヲタさんの白いスカート率の高さ!
ショートパンツが流行っていようが、ガウチョパンツが流行っていようが、花柄が流行ろうがカーキが流行ろうが、殆どの子が白かパステルカラーの膝丈スカート!
その昔、私の妹はマッチのファンで、多分私設の親衛隊というのに入ってた。親衛隊には揃いの制服があって、テロテロのサテン地の法被で色は白かピンク、頭には長いハチマキ巻いて手にはポンポン?…確かそんな出で立ちだった。法被の下は白い大きな(襟巻きトカゲみたいな)襟のブラウスに膝丈のスカート。
まるであれみたい。そう思っちゃった。
あれはテレビに映る用に用意されたサクラの女の子たちだという、まことしやかな噂もあるが、例えそれが事実だとして、その子たちにその服装をさせてるのは誰よ?
また、あれを見てああいう服装なら最前列に並ばせてもらえるんだと真似して行く子が増える…という悪?循環なのかも知れない。
どっちにしろ、元々が時代錯誤だ。
あれを良しとする世代がたのきん世代に思えてならない。きっと事務所の幹部のルーツがそこなんだろうな。
あの頃…たのきんトリオが全盛期の頃はめちゃくちゃだった。ファンクラブもあるにはあったんだろうけど、たぶん私設の親衛隊が林立してグループ間で対立もあったと聞くし、コンサートのルールなんて確立してなかったんだと思う。
出待ちや追っかけも当たり前にあって、マナー違反なんて日常茶飯事だったんだろうな。
事務所も親衛隊をある程度は利用してた節があって、親衛隊の幹部みたいな子は事務所の人から新曲のテープを発売前に貰って、それを隊員にダビングして掛け声の練習をさせてたみたいだし。
そんなこんなあって、段々ときちんとしたルールができて統制のとれたファンクラブが確立していったんだろうね。
私がVクラになった頃にはもう「熱狂的ファン」は「ジャニヲタ」になってて、ポンポンは団扇になり、サテンの法被があの白いスカートになっていったんだね。
財布の紐はもはや無い
次に財力。
なんだ?ジャニヲタさんはみんな、財閥の令嬢か有閑マダムなのか?
コンサートのチケット代だけでも8千円から1万円するのに、それを何枚も購入して、地元に拘らず日本全国担当さまとともにツアーする「遠征」ってやつ?交通費や宿泊代もかかるし、その間仕事や学校や家庭は大丈夫なのか?
コンサート代だけではない。
コンサートがあれば必ずグッズというものが販売されるが、ジャニヲタは買い方がすごい。パンフレットを2冊購入して1冊は保存用にするとか…実用的じゃないんだもん。
コンサート中に持てる団扇はせいぜい2枚、手は2本しかないし片手にはペンライトも持つんだからね。なのにメンバー全員分買ってく人もいるし、同じ人の団扇を数枚買う人もいる。
その上、新譜が出れば初回盤数種類を迷いもなく全部買うし、雑誌も保存用を含め複数冊買う人もいる。
ま、私もこれに関しては他人の事は言えないが、こと好きなジャニタレには財布の紐が緩みっぱなし…いやそもそも紐自体存在しないのがジャニヲタなのかもしれない。
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張り巡らされるジャニヲタネットワーク
あとは物凄いネットワーク。
今回のV6のコンサート、アニバーサリーという事もあり、またその割には公演数が少ないのでチケットが外れる人続出で、それこそ全公演を当たり前のように申し込んじゃうような遠征の猛者でも1公演も当たらなかったと嘆いている、所謂「全滅」ツイートを何人も見た。
私なんて地元の2公演しか申し込んでないのに1公演当たったんだから、奇跡に近い。
でもその後のツイートを見てると、その全滅組…ちゃんとコンサート行けてるんだよね。それも複数公演。蓋を開けてみれば私よりいっぱい行けてんじゃん。何故?
そこが、ジャニヲタ同士のネットワークなのよね。詳しい事は分からないので想像でしかないが、ジャニヲタはそもそも複数のグループのファンクラブに入ってたり、特に担当がいなくてもチケット応募できる資格があれば一応しちゃうという人が多いのかもしれない。
今はツイッターもあるし、コンサートでいろんな場所に行きその場で仲良くなり、段々と仲間が増えていくのだろうな。
そう言えば、公演が近付くと「○○会場で会ってくれる人」とツイッターで呼びかけているのをよく見かけるし、実際私もフォロワーさんに「会いましょう」と言われてお会いした方も数人いる。
いずれも関西地方の方だった。
積極的に会いましょうと仰る方は、皆さん社交的で綺麗な方だった。
その時だけの付き合いに留まらず、私が大阪の舞台を観に行った時には一緒にお茶をしたり、私が入れなかったコンサートの飛来物?(笑)(コンサート中に落ちてくるテープや花吹雪)を分けてくれたり、関西でしか放送されてない番組を録画して送ってくれたり…の付き合いが続いている。
こうやってジャニヲタはネットワークを全国に張り巡らせて行くんだね。
担当を変えるということ
だけど、ジャニヲタのよく分からない風習?で「担降り」というのがあるらしい。担当を降りて?他の子の担当になる事を言うらしいけど、それがジャニーズの中でぐるぐる回っていく。
他のグループに行っても元のグループのファンクラブの籍は置いたまま掛け持ちしたりしてる人も多そうだし、そうすると名義貸しみたいな事もあるんだろう。
とりあえず申し込む際にチケットは2枚以上応募して、当たってから同行者を探す人もいるんだろうな。
私は、大きな意味では田原俊彦→岡田准一に担降りした訳だけど(笑)、ジャニーズ以外にも好きなタレントや俳優はいっぱいいるし、コンサートに行きたいとまで思うアイドルはV6だけだし、未来永劫「担降り」する気はしないから、全く関わりのない話だな。
だから担降りは理解はできないけど、あんまり利害がないし、どうぞご自由に♡と思うだけ。
コンサートツアーという旅
だからね私が一番分からないのが「遠征」ってやつで、コンサートツアーが始まると一緒に全国をツアーしちゃう人がいるの。
そりゃ、首都圏や関西でしかライブをしないアーティストなら私だって遠征しますよ。
だけど折角V6が全国を周ってくれるのに、一緒になって周るのはどうかと思うんだよね。
一番近場の公演に行けばいいじゃないすか。
その近場の会場が「音響が悪い」とかの理由でイヤなら、別の会場へ行くとしても、その1回でいいじゃないですか。
同じ公演を何度も観るのは、確かに楽しかろう。構成や演出は同じでも、MCは毎回違うだろうしご当地な話題もあるし、回を重ねて変化していくのを楽しむ事もできるだろう。
舞台なんかだと、何回も観る通な楽しみは理解できる。
でもイノッチが「名古屋の皆さーん、お久しぶりー!」と呼びかける時、ここにいる内のどのくらいが本当に「名古屋(東海地方)の人」なんだろう?と思う。
イノッチが日帰りで渋谷のNHKに通いながらコンサートできる程だから、関東からも関西からも来やすいので、名古屋の公演の倍率はオーラス並に高かったらしいと聞いた。
いろんなネットワークを駆使して、遠征組が押し寄せてたのもツイッターを見てたら容易に想像できた。
その分入れなかった地元の子も、ツイッターで見かけた。
ジャニヲタさんはさ、自分たちだけ、自分のネットワークのコミュニティだけが楽しんでることに気が付かないのだろうか?
ツイッターとかで、どんなに仲間の事を大切にしてても親切でも、それは自分の知る範囲の仲間だけな気がする。
ヲタだけがファンじゃない
世の中にはV6を好きな人は沢山いる。にわかファンじゃなくずっと好きでも、私みたいにコンサートへ行くのは初めてな人もいる。
ファンクラブには入ってないけどV6の曲が好きで、コンサート行ってみたいって思ってる人もいっぱいいるだろう。
東京や北海道には行けなくても、地元に来てくれるなら行きたいなと思う人もいる。
そんな人達のためにも席を空けてあげたいとは思わないのかな?誰かがV6のコンサートを体験できるチャンスを、潰してしまうことになるかもしれないのにな。
まあ、ファンとして利己的になるのは自然なことで、それを支える財力があるんなら、それも仕方がないのかもしれないけどね。
顔が掟だし!
最後に、ジャニヲタさんは異常に「顔ファン」に厳しい。なんなら嫌われる。これが分からない。
自分たちは、顔だけでファンになったんじゃない。彼たちの、性格や人柄や、パフォーマンスや活動の全てが好きなんだ…と思ってる。
ジャニーズのタレントは確かに概ね顔がいい。殆どが一般男子よりイケメンだ。
だからジャニヲタだと分かると周りの男子がやっかみで「イケメンに限るんだろ」とか言うんだろうし、ジャニーズをバカにしてるような輩からは「どうせ顔だろ」と言われたり、同じ女子でも「ジャニーズは顔だけで売ってる。歌もダンスも演技も二の次」とか思ってる人も沢山いて、ジャニーズ以外の若手の俳優さんや韓流アイドルやEXILE系列と比べられてバカにされるんだろう。
それで、こう言い返す。「私は顔だけで好きなんじゃないもん」
だから顔が好きとか言う「素直で正直な」ファンは異常に嫌われるんだろう。
けどさ、だいたい顔じゃなきゃ何を基準にファンになるの?
私は岡田くんの顔が好きだ。綺麗な顔だし、シンメトリーだし、目も鼻の形も唇の厚さも好きだ。口角の上がり方と片眉を上げる表情も好きだし、それは一目惚れした少年の頃から全然変わらない。
加えて声が低くて甘いのも好きだ。喋り方もイントネーションも好きだ。ら抜き言葉が多くて、喋り出しと結論が結びつかない迷子なMCも可愛く思う。
全身のバランスも好きだからあんまり背が伸びなくてよかったと思ってるし、手の美しさも好き。
つまり、目に見える耳に聞こえる範囲の全てが好きだけど、それ以上は知らない(笑)
いろんなインタビューを読んでも、エピソードを聞いても、そこから思い計る性格や感じる人柄は、それはそれで大好きだけど、顔ほど確かではない。ましてや演じる役は役でしかないので、彼は堂上教官ではないし、ぶっさんでも井上薫くんでもないのは知ってる。
私が知ってるのは、彼のほんの少しの断片。
一生懸命練習した事が出来なくて悔しくて泣いてる岡田くん。照れて耳まで真っ赤になる岡田くん。変な味のものを食べると身体がピクピクしちゃう岡田くん。自分で作詞した曲を歌いながらウルウルしちゃう岡田くん。
それで十分だし、だけどそれだけで岡田くんの性格が好きと断言できるほど、私は岡田くんのことを全部は知らない。
本当に、岡田くんがあの顔じゃなくても好きだと言い切れるジャニヲタさんがいるのかな?だって、頑張り屋さんは岡田くんだけじゃない。V6の中でもジャニーズの他のグループでも、岡田くんくらいの頑張り屋さんはいるだろうし、岡田くんより歌やダンスが上手い人もいるし、岡田くんくらい魅力的な人はいっぱいいるよ。
でも岡田くんが好きなのは、まずは顔が好きなんじゃないのかな?
ま、逆も然り。
顔なら、私はタッキーの顔も好きだ。
岡田くんの顔と同じくらい好きだ。
でも、いつも岡田くんの少し屈折してるようなところが気になって仕方ないから、私は岡田くんのファンなんだろうと思う。
タッキーは私から見たら優等生で、そんなところもちゃんと顔に表れている。
ジャニヲタさんも素直に「顔が好き」と言えるといいのに(笑)
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この本は私の好きな石川三千花さんのハリウッド映画評。イラスト満載で超面白い。著者のポリシーが「男は顔」。全く同感。男は顔に生き方が表れるのよ。(だから私はまだ顔が出来てないジュニアや若手が苦手。あんな少年の頃からちゃんと顔が出来てたのは岡田くんと剛くんくらいだよ…と思う。)
皆んなが好きって言うから好きなんじゃないからね!
あと最後に付け加えるなら、私はそういう人と接した事がないから又聞きだけど、コアなジャニヲタには「同担拒否」という人もいるらしい。
これは、全く理解できない訳ではない。
なんとなく気持ちは分かる。
岡田くんで言えば、私は少年の頃から好きだから、同じ岡田ファンを名乗っててもあの時期を完全否定されたら腹が立つし、それでファンとか名乗らないでくれる?とは思う。
(実際にSPを観てファンになったという人に、「金髪にしてた頃とか細くて子供だった頃の岡田さんには何の興味もない。むしろ気持ち悪い」と言われた事がある)
けど、たまたまツイッターでフォロワーさんが同担でも、コンサートでたまたま隣り合わせた人が同担でもなんとも感じない。
仲良くできたらいいのにと思うわ。
ありがとう、ジャニヲタさん
ま、そんな感じなので、私はジャニヲタじゃないけどジャニヲタさんのおかげで日本は概ね平和なんじゃないかと思います。
いろいろ文句や苦情?も書きましたが、私もいつもお世話になってます。
生活に支障がない程度にヲタ活動頑張ってください。
私のようなファンも、お茶の間さんも含めて、皆んなで愛するジャニーズを盛り上げていきましょう。
夢から醒めない
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君がいない世界
サンキュー!ミュージック!
森田剛の分かりにくい魅力について
いよいよV6のファンクラブに入会したことで、情報が得られやすくなり、チケットも優先枠で購入できるようになりました。
しかし直近のコンサートは無く、それぞれ個別の活動をフォローしていくことに。
まず悩んだのが、剛くんの「鉈切丸」と健ちゃんの「SOME GIRL(s)」なんだけど、名古屋地方の公演が無くて断念。
そのうち、長野くんの「Forever Plaid」が名古屋に来て、ファンクラブ会員になって初のチケット申し込みはこれになりました。
ここからしばらく、私たち親子の観劇シーズンは続く訳ですが、
ここで前回書き忘れてた大事なことを記しておきます。
そもそも岡田くんに一目惚れして、次にウルトラマン・ティガと主題歌にはまり、「学校へ行こう」で個々の魅力を知ってV6を好きになった私でしたが……ただ一人、その魅力がよく分からない人がいました。
坂本くんは歌の上手さやルックスの良さと、高所恐怖症だったり虫嫌いだったりするヘタレ具合のギャップが魅力だし、
長野くんはティガでも発揮していた圧倒的なイノセント感と滲み出る優しさが魅力だし、
イノッチは何でもこなせる器用さを持ちながら、熱くて豪快で不器用な生き方を選ぶようなところと、意外に繊細なところが魅力だし、
三宅くんは、デビュー間もない頃はカミセンの中では一番大人っぽい外見で、ドラマやバラエティーにもよく出てて、V6の中ではいつもふざけてる感じでチャラいイメージで正直苦手だったんだけど、普通に買ってたファッション誌でのインタビューを偶然読んで印象が変わりました。
その記事で彼は「上の3人は下積みも長いから歌もダンスもちゃんと基礎ができてる。一緒にやっててもなかなか追いつけなくて悔しい。もっと努力して追いつかなきゃと思う。」みたいな内容を語ってて、それまでチャラいと思ってた男の子が、負けず嫌いで真面目で努力家だと知って見る目が変わりました。
岡田くんの魅力は、まぁ最初は顔ですが(笑) 顔だけでなく、声や手や身のこなしの美しさ。歌の上手さ、少し変態なところ?(笑)マニアックでストイックなところ、基本真面目で負けず嫌いなところ。シャイだけど人懐こいところなど…魅力をあげたらキリがないくらい。
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そして、最後に森田くん。私の、1人だけ魅力がイマイチ分からなかったのが剛くんでした。
笑顔が可愛いし、ダンスが上手いし、バラエティ番組でノリノリな時はすごい面白い。甘い声や仔犬のようなキラキラした目や、新しい時代のアイドルというイメージを体現するようなルックスも…どうして剛くんが人気があるのか、ある程度は分かってるつもりでした。
彼は常にグループのセンター的立場にいて、彼のファンは特に熱狂的に感じられて、だけど他の5人よりも彼が特に魅力的だとはどうしても思えない私には不思議で仕方なかったのです。
V6というグループは、デビュー当時は今よりもっと剛くんを中心にしたグループだったと記憶してます。リーダーは坂本くんだけど、圧倒的にカミセンの人気があって、カミセンの中では剛くんがセンターでした。
だから、剛くんの魅力が分からないということは私には本当の意味でV6の魅力が分かってないのではないか?という…
そんな引け目があったのが、私が茶の間で満足してファンクラブに入会するのも躊躇っていた理由でした。
確かに初めは岡田くんのファンで、今でも「担当は岡田くん」でいいんですが、私としては「V6の岡田くん」が好きなので、本当の意味でV6自体のファンにならないとコンサートへ行くのも失礼だという意識がありました。
そんな時、アルバム「READY?」の特典DVDで「Swing!」のMVを観て、雷に打たれたように剛くんの魅力に開眼しました。まさにビビッと来たんです。
それはボーイ姿の剛くんが歌いながら振り向いてシャイに笑う場面でした。ほんの1カットのその笑顔で、私は全部が分かった気がしたんです。
それを説明するのも難しいんですが、剛くんの魅力っていうのは外見とか性格とか、ましてやダンスや演技などの才能とかでもなく、その繊細な存在感なのかな?と思いました。
それからは、どんなコンサートのDVDを観ても、V6のテレビ出演を観てても、「剛くんが楽しんでるか?」「剛くんが笑ってるか」に注目してしまうようになりました。
剛くんが楽しんでる、笑ってる、それだけで嬉しい気持ちになるんです。
そして、思ってた通り…剛くんの魅力に気が付いた瞬間からV6全体の魅力も6倍になって感じられるように!
やっぱり鍵は彼が握ってたんですね。
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もう躊躇わずファンクラブに入会できるし、心置きなくライブも楽しめる、と思いました。
時に私があまりにも「剛くんが笑ってる〜♡」と喜ぶのを見て、娘が「ママは本当は剛くん担当では?」と疑惑を抱くほどです。
観劇シーズンの到来
長野くんの舞台「Forever Plaid」を親子3人で観に行き、その年はそれで満足してたんですが、ついに剛くんと健ちゃんの舞台の情報がほぼ同時に来ました。
健ちゃんのはかなり先だけど、近くに来てくれる。
剛くんのはやっぱり東京と大阪だけだけど、剛くんが演じる役が「15歳のアスペルガー症候群の少年」だというので、びっくり!
我が家にはリアル・アスペルガー症候群の当時15歳の少年がいたから(笑)
なんかそれはもう、どうしても観に行かなくちゃいけない気がして、大阪の公演を申し込みました。
大阪なら日帰りで行けるから。
そしたら、ふと思い付いてついでに「枚方パーク」にも行こうという野望も出てきました。
折りしも、その日が岡田園長の「目隠しライド」用の「兄さんアイマスク」の発売日。行くしかありません(笑)
剛くんの舞台「夜中に犬に起こった奇妙な事件」は、当たった席がなんと1番前の席!
何も前知識なく観たんで、舞台から剛くんが落ちてくる場面では親子3人ビビりました。
娘が言うには剛くんはいい匂いだったとか。
私は剛くんと言うより、アスペルガー症候群の少年がまるで小さい頃の息子みたいで、彼のお母さん役の高岡早紀さんの方に感情移入してしまい、彼が「誰とも喋らなくて済むから宇宙へ行きたい」と夢を語る場面では寂しくて悲しくて、涙が止まりませんでした。
次に行ったのが健くんの「炎立つ」。これは県内の劇場でした。
その合間には岡田くんの「図書館戦争」や「永遠の0」も、映画館に観に行ってます。
散財しかけて(笑)「今年はこれで終わりです」という感じだったんですが、この頃転職してお給料が実質倍になったので行けたのが「ON THE TOWN」。
トニセンが3人で10年ぶりに出演するというミュージカルです。
元々ミュージカルが大好きな私。
トニセン3人に一度に会えるなんて、こんな機会はまたとないかも!と、行くことにしました。
そんな感じで観劇三昧な1年が暮れようとしてた2014年の締め括りが、私の個人的な悲願でもあった紅白初出場!
本当に嬉しくて、年末の準備が手につかないくらいで、実家から独立して初めてしめ縄を用意し忘れてました。
当日はV6の登場する場面ではテレビの前で正座して観ました。
時々、生きてるのも辛いくらいな毎日の中で、私の生きる力は殆どV6から貰ってます。
今年はV6のデビュー20周年アニバーサリーイヤー。
今年こそ、絶対にコンサートに行って、唯一人ナマで会えてない岡田くんに会うのが目標です。
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Thank you music! We are one!
ありがとうね
君も僕もみんな皆んな
Thank you music! We are one!
繋がるんだ 音が愛をくれる
ほら手を繋いで
まぁるい輪になって
歌おう
いつまでも響け
LIGHT IN YOUR HEART
前回は何の予告も前置きもなく、いきなり「私のV6偏愛歴」を語り出した訳ですが
…今回もその続きです。
お茶の間時代
「学校へ行こう」が始まりV6を認識した私は、可能な限り毎週欠かさず観てました。
特に好きなコーナーは、もちろん「未成年の主張」と「少年オカダ」
まだ自身も学生だった岡田くんがいろんなことに挑戦する姿が、今でも目に焼きついています。出来ないことがあると時には涙する岡田くんが愛おしく思えて大好きでした。
子供が生まれてからも、いつも一緒に観てました。
よく「子供に見せたくないテレビ番組」というランキングがあると「クレヨンしんちゃん」ほどダントツではないまでも必ずワースト10にはランキングされてた番組でした。
多分おバカなコギャルが出てきたり、汚ギャルが出てきたり、ラップのコーナー等があって広く受け入れられなかったのが原因かと思います。
でも基本的には学生のための番組で、汚ギャルの部屋をV6が掃除してあげたり、厚底ブーツが危険なので底をノコギリで切ってあげたり…
やり方は乱暴だけど世直し的な要素もあり?、時には学生の流行や風俗を紹介しつつ、全国の頑張ってる学生や一芸に秀でた学生を取り上げて応援したりする優良番組だと思ってたんだけど。
ちなみに我が家では「クレヨンしんちゃん」も積極的に見せてましたよ。
ドラマは、子供たちが小さい頃は毎週決まった時間に落ち着いて観ること自体が難しかったのでなかなか観られなかったんですが、
岡田くんの初主演ドラマ「木更津キャッツアイ」は初回から録画して、毎週子供たちを寝かしつけた深夜に観てました。
歌番組もタイミングが合えば見る感じでしたが、例えばCDを買うとかファンクラブに入るとか、ましてや若い女の子に混じってコンサートに行くなんて発想もなかったので…
私のような坂本くんより年上のファンは、当然のようにお茶の間で満足してました。
そして、自然の成り行きで子供たちもV6が大好きになり、日常の普通の会話の中で「6人が突然いっぺんに泊まりに来たら泊まれるか」とか( 6人で旅をする企画で、学生のいる家にアポ無しで泊めてもらうというのがあったため) 、展望台や高層のビルなどに行くと「こんな高い所、リーダーだったら登れないね」などと、
まるで友達や親戚のお兄さん達のように親しみを込めて話してました。
息子が幼稚園児の頃は、公園や道端で髪を金髪っぽく染めた人を見かけると「ママ〜!岡田くんがいるよー!あの人岡田くんだよねー!」みたいなことをしょっ中大声で聞いてきて困りました。
娘が小学生になると周りはみんな嵐アラシと言い出して、「V6⁈ オジサンじゃん⁉︎」と言われて帰ってきて、これも怒り狂う娘をなだめるのに苦労しました。
でも2009年初頭に離婚することになり( それがいわゆる主婦リストラ)、その直後に生まれた恋も春の訪れとともに儚い雪のように消滅してしまって、傷心の私はある日ふとV6の新曲のCDを買ってきて聴いて、初めてV6の曲で涙が溢れました。
それが「LIGHT IN YOUR HEART」です。奇しくもこの曲もウルトラマンの映画の主題歌でした。
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”どれだけ君が
張り裂けそうな痛みを知ろうとも
忘れないでここにある
The light in your heart♪”
収集時代
それからは少しずつCDやDVDを集めだして、テレビでよく聴いてたお馴染みの曲も初めて聴く曲もいい曲が多くて、「V6はユーロビートやラップの曲が多い」という印象をずっと抱いていたのが良い意味で裏切られました。
何しろアイドルのアルバムやCDを買うなんて、(いや当時はまだレコードでしたが )トシちゃん以来で、
時を経てアイドルの楽曲がこんなに進化してるなんて!という驚きと、薄々感じてはいたけどV6の歌の上手さにもびっくりしました。
坂本くんは大サビのソロの印象が強くて、あとディズニーの「ターザン」の主題歌も大好きだったので歌が上手いのは知っていたんですが、改めてちゃんと聴けば聴くほど伸びやかな高音もセクシーな低音も本当に上手い。
それと思いの外上手いと思ったのがイノッチ。アイドル風にもフォークシンガー風にもシャウト風にも歌い分けられる器用さがあり、コーラスやラップも安定して上手い。
歌はこの2人が突出してるけど、全体にレベルが高くてユニゾンのバランスがとてもいいと思いました。
太くて強い声の坂本・井ノ原・岡田と、甘くて高い声の長野・森田と、奇跡のミラクルボイス三宅。6人の声が合わさって重なって、面白いハーモニーが生まれてます。
それとダンス。V6はすごい踊ってる。踊ってるとは思ってたけど…思ってる以上に踊ってました。アクロバットのイメージも強くて、昔はぴょんぴょん跳んで回ってた気がするんだけど、近年はアクロバティックな動きよりも、繊細に歌詞の一音一音を表現するかのような振り付け。それがまた体格も違う6人がきれいに揃っててしなやかで美しい。
とにかく、CDやDVDで再確認したV6は、私が知ってたV6よりもさらに素敵だったのです。
観劇シーズン
その初めて買って観たライブDVDが伝説の「READY?」コンだったんだけど…もうこれは会いたくなるでしょ?コンサートに行きたくなるよね。
そう思ったらもう、ライブDVDが出てるっていう時点で当然ですがツアーは終わってて。
せめて1人でも会いたいと思って、坂本くんの「Zorro the musical」を下の子と観に行きました。これが私の初めての「生」V6体験。この時に上の子が「なんで僕も連れてってくれないんだよぅ」といじけてたので、それ以降は3人で行くことになるんです。
いよいよコンサートへ行こうと思ってツアースケジュールを見たら、なんとまさかの名古屋飛ばし!
横浜まで行く?大阪の方が近い?
考えてる間もなくチケット完売で、このコンサートは諦めました。
翌年のコンサートは名古屋飛ばしは無かったんですが、見事に外れて電話も繋がらず完売。仕方なくグッズだけ買いに行きました。
やっぱりファンクラブに入らないとチケットは取りにくいよと、いろいろ教えてくれるTwitterのフォロワーさん達に勧められて、ついにファンクラブに入会することに。
どうしてもっと早くこうしなかったんだろう?ということが、私の人生にはよく起こりますが、そうなればなったで堰を切ったように流れ出すのが道理で…ますますV6に心酔していくのです。