みるく離婚して干支が一周したってよ

もうV6しか信じられない。と思いながら離婚して12年経ちました。歳をとるのが楽しいと思えるようになりたいな。

TAKE ME HIGHER

少年オカダ

かれこれ20年前、私は結婚して、数ヶ月後に仕事を退職しました。
とーっても忙しくて、毎日時間に追われてるような新聞社に勤めてたので、晴れて専業主婦になり、その気分を十分味わおうと朝から晩まで好きなテレビを見て過ごした時期がありました。

それまでは忙し過ぎて世間で評判になったドラマ (「東京ラブストーリー」など) も見られなかったし、歌番組も少なかったので流行ってる歌の歌手 (TRFとか?) も実際に見たことが無いくらいでした。だからそれを取り戻そうと、評判のドラマも数少ない歌番組も、見逃した映画はビデオを借りてきて、観まくりました。

そんな頃、お菓子(いま思うと多分森永ピクニック?)のCMに出てる可愛い男の子に目を奪われました。外国人の子供たちに混じってバスケに興じるその黒髪の男の子は、外国人の中でも引けを取らないハッキリした目鼻立ちで、目がキラキラ輝いてました。
一瞬で心まで奪われたその笑顔 を、今でも忘れられません。

それが私と岡田准一さんの出会いでした。

当時は本当に少年でしたので、彼がジャニーズのデビューしたてのV6の一員であるという事実も知らないまま、しばらくはそのCMを見る度にドキドキしていました。
V6は、当時もちろん知ってましたが、なんとなく見覚えのある年長の子たちと、若い小さい子たちという、遠目で見た印象しかありませんでした。
小室哲哉の(悪)影響で、当時の私はユーロビートが好きじゃなかったので、あんまり見てなかったんだと思います。にしても、V6の印象はカッコよかったです。

あの、ジャニーズにしてはめちゃイケてるグループ名 (だって、ご存知のようにそれまでは、シブがき隊、少年隊、光GENJISMAPTOKIOKinKi Kidsですよ!) 。

スカジャンを基本にしたイケてる衣装や (あくまでもジャニーズとしては、です) 女の子に媚びてない歌詞のデビュー曲。
どれを取ってもそれまでの…いや、たぶんそれ以降のグループと比較しても、あんなカッコよくて華々しいデビューは珍しいという印象でした。

なだけに、あんまり引っかかることなく遠目に見てたんで、岡田くん=あのCMの男の子というのがしばらく結びつかなかった。

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ウルトラマン

私が初めてV6を意識して見てみようと思ったきっかけは、たぶんウルトラマン・ティガです。
初代ウルトラマンの放映が始まった頃にこの世に生を受けた私は、父親を早くに亡くしたこともあり一種のファザコンとしてウルトラマンや怪獣が大好きな子供でした。

初恋の人がウルトラマン・エースの北斗隊員だし、意地悪な叔母に「背中にチャックが付いてるよ」と入れ知恵されるまではウルトラマンが本当にいると信じてました。

クラスの女の子達がみんな天地真理ちゃんの番組を見てる時間に裏番組のウルトラマンをこっそり見てるような子だったので、平成になってウルトラマンが本格的に再開するというのは心踊る出来事でした。
当然、平成ウルトラマンシリーズの幕開けとなるウルトラマン・ティガの第一回放映から見始めました。

ウルトラマン・ティガの予備知識はテレビ雑誌でなんとなくチェック済みだった私は、フォルムチェンジなどにも「ああ、こうやって色が変わるんだ」などと比較的冷静に対応できましたが、ティガに変身することになるダイゴ隊員の予備知識が何故かほとんど無かったので、すごく驚いたのを今でも憶えてます。

それまで私が見ていたウルトラマンシリーズの、ウルトラマンに変身する方達のイメージを打ち壊す、溌剌とした若々しさ!
微塵もダークサイドを思わせない圧倒的なイノセント感!

なんてウルトラマンにピッタリな人だろう、いやウルトラマンに変身するために生まれてきた人だ。….と思う程でした。

だれ?誰が演じてるの?
どっかで見たことあるけど。
間も無く彼がV6の長野博さんだと分かります。
ジャニーズってこんな、ウルトラマンみたいな逸材を隠してたんだなって、嬉しくなりました。


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そして何より、主題歌も今までにないすごくかっこいい曲で、ティガにピッタリで、多分じっくりV6の歌を聴いたのはこの曲が初めてだったかもしれないです。
すごく好きな曲で、今でも10本の指に入るくらいに好きです。

ここまで来て、V6のバラエティ番組学校へ行こうも始まり、岡田くん長野くんからの…全てが繋がってV6のことを大好きになるんです。


この続きはまた。