ジャニヲタさん、ありがとう
ジャニーズの罠
私はV6が好きだ。
そりゃもう、岡田くんに関してはデビュー間もなくから好きだし、ずっとV6が好きだ。
だけどジャニーズが特別好きだという訳ではない。
…と、思う。
断言しきれないのは、人生の節目節目で何度かジャニーズの罠にはハマってるから。
黒歴史だけどシブがき隊のヤッくんのブロマイドを買ってしまったこともあるし、ヨッちゃんこと野村義男のファーストアルバムもついつい買ってしまった。
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- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2004/10/27
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まだヨッちゃんが「The Good-bye」を結成して本格的にバンドデビューする前に出された「野村義男」名義のアルバムです。デビューしてないのにアルバムだけ、しかもタイトル「待たせてSorry」とか(笑)
でもきっぱりファンでしたと言えるのはトシちゃんこと田原俊彦だけ。
部屋に「瀬戸内少年野球団」のポスター貼ってたし、アルバムを5枚、シングルレコード(笑)10枚くらいは持ってたし、ドラマは必ず観てたし…コンサートは行ったこと無かったけど。ディナーショーも無いけど。
SMAPが流行り始めの頃、「誰が好き?」と聞かれたら「森くんか吾郎ちゃん」と答えたりはしてたけど、「スマスマ」をバラエティ番組のひとつとして楽しみに見る程度。
嵐は本当に売れるまで、名前が顔と一致するのがニノだけだった。
タッキーは「木曜の怪談」の時から綺麗な子だなと思って好きだったけど代表作「魔女の条件」でさえしっかり観たことがないくらいなスタンス。
だから、私はジャニヲタ(=ジャニーズのオタク)じゃないの。
そんな私から見たジャニヲタって人種のことを、少し書いてみようと思った。
このはてなブログにも、ジャニヲタと名乗る方のブログが沢山あって面白く読ませて頂いてるし、ツイッターでフォローさせて頂いてる「Vクラさん」も概ね良い人だ。
ただ、中には…何て言うか一般常識からすると「ん?」と思うような「ジャニヲタの決まり」「ジャニヲタの常識」というものに遭遇して戸惑うことがある。
そしてそれ故、良い人だと思ってたのに急に変な人に思えたり、ちょっとムカついたり…みたいな事もあって、何が違って何が変で何がムカつくのか書いて考えてみようと思ったのでした。
別に、ジャニヲタさんを否定してる訳ではないし、嫌ってる訳じゃない。
ただ、どんな世界でもそうだと思うけど閉じた世界の中ではどんどん独自のルールができていって周りと少しずつズレてくることもあるんじゃないかな?と思うんだな。
ジャニヲタの制服としての白いスカート
まず、全員が全員じゃないけどファッションが独特。
私の周りでは膝丈の白いスカートを着てる女の子なんて年に3人見たら多い方だと思うんだけど、テレビのジャニーズが勢揃いする歌番組での最前列にズラーッと並ぶジャニヲタさんの白いスカート率の高さ!
ショートパンツが流行っていようが、ガウチョパンツが流行っていようが、花柄が流行ろうがカーキが流行ろうが、殆どの子が白かパステルカラーの膝丈スカート!
その昔、私の妹はマッチのファンで、多分私設の親衛隊というのに入ってた。親衛隊には揃いの制服があって、テロテロのサテン地の法被で色は白かピンク、頭には長いハチマキ巻いて手にはポンポン?…確かそんな出で立ちだった。法被の下は白い大きな(襟巻きトカゲみたいな)襟のブラウスに膝丈のスカート。
まるであれみたい。そう思っちゃった。
あれはテレビに映る用に用意されたサクラの女の子たちだという、まことしやかな噂もあるが、例えそれが事実だとして、その子たちにその服装をさせてるのは誰よ?
また、あれを見てああいう服装なら最前列に並ばせてもらえるんだと真似して行く子が増える…という悪?循環なのかも知れない。
どっちにしろ、元々が時代錯誤だ。
あれを良しとする世代がたのきん世代に思えてならない。きっと事務所の幹部のルーツがそこなんだろうな。
あの頃…たのきんトリオが全盛期の頃はめちゃくちゃだった。ファンクラブもあるにはあったんだろうけど、たぶん私設の親衛隊が林立してグループ間で対立もあったと聞くし、コンサートのルールなんて確立してなかったんだと思う。
出待ちや追っかけも当たり前にあって、マナー違反なんて日常茶飯事だったんだろうな。
事務所も親衛隊をある程度は利用してた節があって、親衛隊の幹部みたいな子は事務所の人から新曲のテープを発売前に貰って、それを隊員にダビングして掛け声の練習をさせてたみたいだし。
そんなこんなあって、段々ときちんとしたルールができて統制のとれたファンクラブが確立していったんだろうね。
私がVクラになった頃にはもう「熱狂的ファン」は「ジャニヲタ」になってて、ポンポンは団扇になり、サテンの法被があの白いスカートになっていったんだね。
財布の紐はもはや無い
次に財力。
なんだ?ジャニヲタさんはみんな、財閥の令嬢か有閑マダムなのか?
コンサートのチケット代だけでも8千円から1万円するのに、それを何枚も購入して、地元に拘らず日本全国担当さまとともにツアーする「遠征」ってやつ?交通費や宿泊代もかかるし、その間仕事や学校や家庭は大丈夫なのか?
コンサート代だけではない。
コンサートがあれば必ずグッズというものが販売されるが、ジャニヲタは買い方がすごい。パンフレットを2冊購入して1冊は保存用にするとか…実用的じゃないんだもん。
コンサート中に持てる団扇はせいぜい2枚、手は2本しかないし片手にはペンライトも持つんだからね。なのにメンバー全員分買ってく人もいるし、同じ人の団扇を数枚買う人もいる。
その上、新譜が出れば初回盤数種類を迷いもなく全部買うし、雑誌も保存用を含め複数冊買う人もいる。
ま、私もこれに関しては他人の事は言えないが、こと好きなジャニタレには財布の紐が緩みっぱなし…いやそもそも紐自体存在しないのがジャニヲタなのかもしれない。
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張り巡らされるジャニヲタネットワーク
あとは物凄いネットワーク。
今回のV6のコンサート、アニバーサリーという事もあり、またその割には公演数が少ないのでチケットが外れる人続出で、それこそ全公演を当たり前のように申し込んじゃうような遠征の猛者でも1公演も当たらなかったと嘆いている、所謂「全滅」ツイートを何人も見た。
私なんて地元の2公演しか申し込んでないのに1公演当たったんだから、奇跡に近い。
でもその後のツイートを見てると、その全滅組…ちゃんとコンサート行けてるんだよね。それも複数公演。蓋を開けてみれば私よりいっぱい行けてんじゃん。何故?
そこが、ジャニヲタ同士のネットワークなのよね。詳しい事は分からないので想像でしかないが、ジャニヲタはそもそも複数のグループのファンクラブに入ってたり、特に担当がいなくてもチケット応募できる資格があれば一応しちゃうという人が多いのかもしれない。
今はツイッターもあるし、コンサートでいろんな場所に行きその場で仲良くなり、段々と仲間が増えていくのだろうな。
そう言えば、公演が近付くと「○○会場で会ってくれる人」とツイッターで呼びかけているのをよく見かけるし、実際私もフォロワーさんに「会いましょう」と言われてお会いした方も数人いる。
いずれも関西地方の方だった。
積極的に会いましょうと仰る方は、皆さん社交的で綺麗な方だった。
その時だけの付き合いに留まらず、私が大阪の舞台を観に行った時には一緒にお茶をしたり、私が入れなかったコンサートの飛来物?(笑)(コンサート中に落ちてくるテープや花吹雪)を分けてくれたり、関西でしか放送されてない番組を録画して送ってくれたり…の付き合いが続いている。
こうやってジャニヲタはネットワークを全国に張り巡らせて行くんだね。
担当を変えるということ
だけど、ジャニヲタのよく分からない風習?で「担降り」というのがあるらしい。担当を降りて?他の子の担当になる事を言うらしいけど、それがジャニーズの中でぐるぐる回っていく。
他のグループに行っても元のグループのファンクラブの籍は置いたまま掛け持ちしたりしてる人も多そうだし、そうすると名義貸しみたいな事もあるんだろう。
とりあえず申し込む際にチケットは2枚以上応募して、当たってから同行者を探す人もいるんだろうな。
私は、大きな意味では田原俊彦→岡田准一に担降りした訳だけど(笑)、ジャニーズ以外にも好きなタレントや俳優はいっぱいいるし、コンサートに行きたいとまで思うアイドルはV6だけだし、未来永劫「担降り」する気はしないから、全く関わりのない話だな。
だから担降りは理解はできないけど、あんまり利害がないし、どうぞご自由に♡と思うだけ。
コンサートツアーという旅
だからね私が一番分からないのが「遠征」ってやつで、コンサートツアーが始まると一緒に全国をツアーしちゃう人がいるの。
そりゃ、首都圏や関西でしかライブをしないアーティストなら私だって遠征しますよ。
だけど折角V6が全国を周ってくれるのに、一緒になって周るのはどうかと思うんだよね。
一番近場の公演に行けばいいじゃないすか。
その近場の会場が「音響が悪い」とかの理由でイヤなら、別の会場へ行くとしても、その1回でいいじゃないですか。
同じ公演を何度も観るのは、確かに楽しかろう。構成や演出は同じでも、MCは毎回違うだろうしご当地な話題もあるし、回を重ねて変化していくのを楽しむ事もできるだろう。
舞台なんかだと、何回も観る通な楽しみは理解できる。
でもイノッチが「名古屋の皆さーん、お久しぶりー!」と呼びかける時、ここにいる内のどのくらいが本当に「名古屋(東海地方)の人」なんだろう?と思う。
イノッチが日帰りで渋谷のNHKに通いながらコンサートできる程だから、関東からも関西からも来やすいので、名古屋の公演の倍率はオーラス並に高かったらしいと聞いた。
いろんなネットワークを駆使して、遠征組が押し寄せてたのもツイッターを見てたら容易に想像できた。
その分入れなかった地元の子も、ツイッターで見かけた。
ジャニヲタさんはさ、自分たちだけ、自分のネットワークのコミュニティだけが楽しんでることに気が付かないのだろうか?
ツイッターとかで、どんなに仲間の事を大切にしてても親切でも、それは自分の知る範囲の仲間だけな気がする。
ヲタだけがファンじゃない
世の中にはV6を好きな人は沢山いる。にわかファンじゃなくずっと好きでも、私みたいにコンサートへ行くのは初めてな人もいる。
ファンクラブには入ってないけどV6の曲が好きで、コンサート行ってみたいって思ってる人もいっぱいいるだろう。
東京や北海道には行けなくても、地元に来てくれるなら行きたいなと思う人もいる。
そんな人達のためにも席を空けてあげたいとは思わないのかな?誰かがV6のコンサートを体験できるチャンスを、潰してしまうことになるかもしれないのにな。
まあ、ファンとして利己的になるのは自然なことで、それを支える財力があるんなら、それも仕方がないのかもしれないけどね。
顔が掟だし!
最後に、ジャニヲタさんは異常に「顔ファン」に厳しい。なんなら嫌われる。これが分からない。
自分たちは、顔だけでファンになったんじゃない。彼たちの、性格や人柄や、パフォーマンスや活動の全てが好きなんだ…と思ってる。
ジャニーズのタレントは確かに概ね顔がいい。殆どが一般男子よりイケメンだ。
だからジャニヲタだと分かると周りの男子がやっかみで「イケメンに限るんだろ」とか言うんだろうし、ジャニーズをバカにしてるような輩からは「どうせ顔だろ」と言われたり、同じ女子でも「ジャニーズは顔だけで売ってる。歌もダンスも演技も二の次」とか思ってる人も沢山いて、ジャニーズ以外の若手の俳優さんや韓流アイドルやEXILE系列と比べられてバカにされるんだろう。
それで、こう言い返す。「私は顔だけで好きなんじゃないもん」
だから顔が好きとか言う「素直で正直な」ファンは異常に嫌われるんだろう。
けどさ、だいたい顔じゃなきゃ何を基準にファンになるの?
私は岡田くんの顔が好きだ。綺麗な顔だし、シンメトリーだし、目も鼻の形も唇の厚さも好きだ。口角の上がり方と片眉を上げる表情も好きだし、それは一目惚れした少年の頃から全然変わらない。
加えて声が低くて甘いのも好きだ。喋り方もイントネーションも好きだ。ら抜き言葉が多くて、喋り出しと結論が結びつかない迷子なMCも可愛く思う。
全身のバランスも好きだからあんまり背が伸びなくてよかったと思ってるし、手の美しさも好き。
つまり、目に見える耳に聞こえる範囲の全てが好きだけど、それ以上は知らない(笑)
いろんなインタビューを読んでも、エピソードを聞いても、そこから思い計る性格や感じる人柄は、それはそれで大好きだけど、顔ほど確かではない。ましてや演じる役は役でしかないので、彼は堂上教官ではないし、ぶっさんでも井上薫くんでもないのは知ってる。
私が知ってるのは、彼のほんの少しの断片。
一生懸命練習した事が出来なくて悔しくて泣いてる岡田くん。照れて耳まで真っ赤になる岡田くん。変な味のものを食べると身体がピクピクしちゃう岡田くん。自分で作詞した曲を歌いながらウルウルしちゃう岡田くん。
それで十分だし、だけどそれだけで岡田くんの性格が好きと断言できるほど、私は岡田くんのことを全部は知らない。
本当に、岡田くんがあの顔じゃなくても好きだと言い切れるジャニヲタさんがいるのかな?だって、頑張り屋さんは岡田くんだけじゃない。V6の中でもジャニーズの他のグループでも、岡田くんくらいの頑張り屋さんはいるだろうし、岡田くんより歌やダンスが上手い人もいるし、岡田くんくらい魅力的な人はいっぱいいるよ。
でも岡田くんが好きなのは、まずは顔が好きなんじゃないのかな?
ま、逆も然り。
顔なら、私はタッキーの顔も好きだ。
岡田くんの顔と同じくらい好きだ。
でも、いつも岡田くんの少し屈折してるようなところが気になって仕方ないから、私は岡田くんのファンなんだろうと思う。
タッキーは私から見たら優等生で、そんなところもちゃんと顔に表れている。
ジャニヲタさんも素直に「顔が好き」と言えるといいのに(笑)
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この本は私の好きな石川三千花さんのハリウッド映画評。イラスト満載で超面白い。著者のポリシーが「男は顔」。全く同感。男は顔に生き方が表れるのよ。(だから私はまだ顔が出来てないジュニアや若手が苦手。あんな少年の頃からちゃんと顔が出来てたのは岡田くんと剛くんくらいだよ…と思う。)
皆んなが好きって言うから好きなんじゃないからね!
あと最後に付け加えるなら、私はそういう人と接した事がないから又聞きだけど、コアなジャニヲタには「同担拒否」という人もいるらしい。
これは、全く理解できない訳ではない。
なんとなく気持ちは分かる。
岡田くんで言えば、私は少年の頃から好きだから、同じ岡田ファンを名乗っててもあの時期を完全否定されたら腹が立つし、それでファンとか名乗らないでくれる?とは思う。
(実際にSPを観てファンになったという人に、「金髪にしてた頃とか細くて子供だった頃の岡田さんには何の興味もない。むしろ気持ち悪い」と言われた事がある)
けど、たまたまツイッターでフォロワーさんが同担でも、コンサートでたまたま隣り合わせた人が同担でもなんとも感じない。
仲良くできたらいいのにと思うわ。
ありがとう、ジャニヲタさん
ま、そんな感じなので、私はジャニヲタじゃないけどジャニヲタさんのおかげで日本は概ね平和なんじゃないかと思います。
いろいろ文句や苦情?も書きましたが、私もいつもお世話になってます。
生活に支障がない程度にヲタ活動頑張ってください。
私のようなファンも、お茶の間さんも含めて、皆んなで愛するジャニーズを盛り上げていきましょう。
夢から醒めない
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君がいない世界
サンキュー!ミュージック!
森田剛の分かりにくい魅力について
いよいよV6のファンクラブに入会したことで、情報が得られやすくなり、チケットも優先枠で購入できるようになりました。
しかし直近のコンサートは無く、それぞれ個別の活動をフォローしていくことに。
まず悩んだのが、剛くんの「鉈切丸」と健ちゃんの「SOME GIRL(s)」なんだけど、名古屋地方の公演が無くて断念。
そのうち、長野くんの「Forever Plaid」が名古屋に来て、ファンクラブ会員になって初のチケット申し込みはこれになりました。
ここからしばらく、私たち親子の観劇シーズンは続く訳ですが、
ここで前回書き忘れてた大事なことを記しておきます。
そもそも岡田くんに一目惚れして、次にウルトラマン・ティガと主題歌にはまり、「学校へ行こう」で個々の魅力を知ってV6を好きになった私でしたが……ただ一人、その魅力がよく分からない人がいました。
坂本くんは歌の上手さやルックスの良さと、高所恐怖症だったり虫嫌いだったりするヘタレ具合のギャップが魅力だし、
長野くんはティガでも発揮していた圧倒的なイノセント感と滲み出る優しさが魅力だし、
イノッチは何でもこなせる器用さを持ちながら、熱くて豪快で不器用な生き方を選ぶようなところと、意外に繊細なところが魅力だし、
三宅くんは、デビュー間もない頃はカミセンの中では一番大人っぽい外見で、ドラマやバラエティーにもよく出てて、V6の中ではいつもふざけてる感じでチャラいイメージで正直苦手だったんだけど、普通に買ってたファッション誌でのインタビューを偶然読んで印象が変わりました。
その記事で彼は「上の3人は下積みも長いから歌もダンスもちゃんと基礎ができてる。一緒にやっててもなかなか追いつけなくて悔しい。もっと努力して追いつかなきゃと思う。」みたいな内容を語ってて、それまでチャラいと思ってた男の子が、負けず嫌いで真面目で努力家だと知って見る目が変わりました。
岡田くんの魅力は、まぁ最初は顔ですが(笑) 顔だけでなく、声や手や身のこなしの美しさ。歌の上手さ、少し変態なところ?(笑)マニアックでストイックなところ、基本真面目で負けず嫌いなところ。シャイだけど人懐こいところなど…魅力をあげたらキリがないくらい。
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そして、最後に森田くん。私の、1人だけ魅力がイマイチ分からなかったのが剛くんでした。
笑顔が可愛いし、ダンスが上手いし、バラエティ番組でノリノリな時はすごい面白い。甘い声や仔犬のようなキラキラした目や、新しい時代のアイドルというイメージを体現するようなルックスも…どうして剛くんが人気があるのか、ある程度は分かってるつもりでした。
彼は常にグループのセンター的立場にいて、彼のファンは特に熱狂的に感じられて、だけど他の5人よりも彼が特に魅力的だとはどうしても思えない私には不思議で仕方なかったのです。
V6というグループは、デビュー当時は今よりもっと剛くんを中心にしたグループだったと記憶してます。リーダーは坂本くんだけど、圧倒的にカミセンの人気があって、カミセンの中では剛くんがセンターでした。
だから、剛くんの魅力が分からないということは私には本当の意味でV6の魅力が分かってないのではないか?という…
そんな引け目があったのが、私が茶の間で満足してファンクラブに入会するのも躊躇っていた理由でした。
確かに初めは岡田くんのファンで、今でも「担当は岡田くん」でいいんですが、私としては「V6の岡田くん」が好きなので、本当の意味でV6自体のファンにならないとコンサートへ行くのも失礼だという意識がありました。
そんな時、アルバム「READY?」の特典DVDで「Swing!」のMVを観て、雷に打たれたように剛くんの魅力に開眼しました。まさにビビッと来たんです。
それはボーイ姿の剛くんが歌いながら振り向いてシャイに笑う場面でした。ほんの1カットのその笑顔で、私は全部が分かった気がしたんです。
それを説明するのも難しいんですが、剛くんの魅力っていうのは外見とか性格とか、ましてやダンスや演技などの才能とかでもなく、その繊細な存在感なのかな?と思いました。
それからは、どんなコンサートのDVDを観ても、V6のテレビ出演を観てても、「剛くんが楽しんでるか?」「剛くんが笑ってるか」に注目してしまうようになりました。
剛くんが楽しんでる、笑ってる、それだけで嬉しい気持ちになるんです。
そして、思ってた通り…剛くんの魅力に気が付いた瞬間からV6全体の魅力も6倍になって感じられるように!
やっぱり鍵は彼が握ってたんですね。
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もう躊躇わずファンクラブに入会できるし、心置きなくライブも楽しめる、と思いました。
時に私があまりにも「剛くんが笑ってる〜♡」と喜ぶのを見て、娘が「ママは本当は剛くん担当では?」と疑惑を抱くほどです。
観劇シーズンの到来
長野くんの舞台「Forever Plaid」を親子3人で観に行き、その年はそれで満足してたんですが、ついに剛くんと健ちゃんの舞台の情報がほぼ同時に来ました。
健ちゃんのはかなり先だけど、近くに来てくれる。
剛くんのはやっぱり東京と大阪だけだけど、剛くんが演じる役が「15歳のアスペルガー症候群の少年」だというので、びっくり!
我が家にはリアル・アスペルガー症候群の当時15歳の少年がいたから(笑)
なんかそれはもう、どうしても観に行かなくちゃいけない気がして、大阪の公演を申し込みました。
大阪なら日帰りで行けるから。
そしたら、ふと思い付いてついでに「枚方パーク」にも行こうという野望も出てきました。
折りしも、その日が岡田園長の「目隠しライド」用の「兄さんアイマスク」の発売日。行くしかありません(笑)
剛くんの舞台「夜中に犬に起こった奇妙な事件」は、当たった席がなんと1番前の席!
何も前知識なく観たんで、舞台から剛くんが落ちてくる場面では親子3人ビビりました。
娘が言うには剛くんはいい匂いだったとか。
私は剛くんと言うより、アスペルガー症候群の少年がまるで小さい頃の息子みたいで、彼のお母さん役の高岡早紀さんの方に感情移入してしまい、彼が「誰とも喋らなくて済むから宇宙へ行きたい」と夢を語る場面では寂しくて悲しくて、涙が止まりませんでした。
次に行ったのが健くんの「炎立つ」。これは県内の劇場でした。
その合間には岡田くんの「図書館戦争」や「永遠の0」も、映画館に観に行ってます。
散財しかけて(笑)「今年はこれで終わりです」という感じだったんですが、この頃転職してお給料が実質倍になったので行けたのが「ON THE TOWN」。
トニセンが3人で10年ぶりに出演するというミュージカルです。
元々ミュージカルが大好きな私。
トニセン3人に一度に会えるなんて、こんな機会はまたとないかも!と、行くことにしました。
そんな感じで観劇三昧な1年が暮れようとしてた2014年の締め括りが、私の個人的な悲願でもあった紅白初出場!
本当に嬉しくて、年末の準備が手につかないくらいで、実家から独立して初めてしめ縄を用意し忘れてました。
当日はV6の登場する場面ではテレビの前で正座して観ました。
時々、生きてるのも辛いくらいな毎日の中で、私の生きる力は殆どV6から貰ってます。
今年はV6のデビュー20周年アニバーサリーイヤー。
今年こそ、絶対にコンサートに行って、唯一人ナマで会えてない岡田くんに会うのが目標です。
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Thank you music! We are one!
ありがとうね
君も僕もみんな皆んな
Thank you music! We are one!
繋がるんだ 音が愛をくれる
ほら手を繋いで
まぁるい輪になって
歌おう
いつまでも響け
LIGHT IN YOUR HEART
前回は何の予告も前置きもなく、いきなり「私のV6偏愛歴」を語り出した訳ですが
…今回もその続きです。
お茶の間時代
「学校へ行こう」が始まりV6を認識した私は、可能な限り毎週欠かさず観てました。
特に好きなコーナーは、もちろん「未成年の主張」と「少年オカダ」
まだ自身も学生だった岡田くんがいろんなことに挑戦する姿が、今でも目に焼きついています。出来ないことがあると時には涙する岡田くんが愛おしく思えて大好きでした。
子供が生まれてからも、いつも一緒に観てました。
よく「子供に見せたくないテレビ番組」というランキングがあると「クレヨンしんちゃん」ほどダントツではないまでも必ずワースト10にはランキングされてた番組でした。
多分おバカなコギャルが出てきたり、汚ギャルが出てきたり、ラップのコーナー等があって広く受け入れられなかったのが原因かと思います。
でも基本的には学生のための番組で、汚ギャルの部屋をV6が掃除してあげたり、厚底ブーツが危険なので底をノコギリで切ってあげたり…
やり方は乱暴だけど世直し的な要素もあり?、時には学生の流行や風俗を紹介しつつ、全国の頑張ってる学生や一芸に秀でた学生を取り上げて応援したりする優良番組だと思ってたんだけど。
ちなみに我が家では「クレヨンしんちゃん」も積極的に見せてましたよ。
ドラマは、子供たちが小さい頃は毎週決まった時間に落ち着いて観ること自体が難しかったのでなかなか観られなかったんですが、
岡田くんの初主演ドラマ「木更津キャッツアイ」は初回から録画して、毎週子供たちを寝かしつけた深夜に観てました。
歌番組もタイミングが合えば見る感じでしたが、例えばCDを買うとかファンクラブに入るとか、ましてや若い女の子に混じってコンサートに行くなんて発想もなかったので…
私のような坂本くんより年上のファンは、当然のようにお茶の間で満足してました。
そして、自然の成り行きで子供たちもV6が大好きになり、日常の普通の会話の中で「6人が突然いっぺんに泊まりに来たら泊まれるか」とか( 6人で旅をする企画で、学生のいる家にアポ無しで泊めてもらうというのがあったため) 、展望台や高層のビルなどに行くと「こんな高い所、リーダーだったら登れないね」などと、
まるで友達や親戚のお兄さん達のように親しみを込めて話してました。
息子が幼稚園児の頃は、公園や道端で髪を金髪っぽく染めた人を見かけると「ママ〜!岡田くんがいるよー!あの人岡田くんだよねー!」みたいなことをしょっ中大声で聞いてきて困りました。
娘が小学生になると周りはみんな嵐アラシと言い出して、「V6⁈ オジサンじゃん⁉︎」と言われて帰ってきて、これも怒り狂う娘をなだめるのに苦労しました。
でも2009年初頭に離婚することになり( それがいわゆる主婦リストラ)、その直後に生まれた恋も春の訪れとともに儚い雪のように消滅してしまって、傷心の私はある日ふとV6の新曲のCDを買ってきて聴いて、初めてV6の曲で涙が溢れました。
それが「LIGHT IN YOUR HEART」です。奇しくもこの曲もウルトラマンの映画の主題歌でした。
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”どれだけ君が
張り裂けそうな痛みを知ろうとも
忘れないでここにある
The light in your heart♪”
収集時代
それからは少しずつCDやDVDを集めだして、テレビでよく聴いてたお馴染みの曲も初めて聴く曲もいい曲が多くて、「V6はユーロビートやラップの曲が多い」という印象をずっと抱いていたのが良い意味で裏切られました。
何しろアイドルのアルバムやCDを買うなんて、(いや当時はまだレコードでしたが )トシちゃん以来で、
時を経てアイドルの楽曲がこんなに進化してるなんて!という驚きと、薄々感じてはいたけどV6の歌の上手さにもびっくりしました。
坂本くんは大サビのソロの印象が強くて、あとディズニーの「ターザン」の主題歌も大好きだったので歌が上手いのは知っていたんですが、改めてちゃんと聴けば聴くほど伸びやかな高音もセクシーな低音も本当に上手い。
それと思いの外上手いと思ったのがイノッチ。アイドル風にもフォークシンガー風にもシャウト風にも歌い分けられる器用さがあり、コーラスやラップも安定して上手い。
歌はこの2人が突出してるけど、全体にレベルが高くてユニゾンのバランスがとてもいいと思いました。
太くて強い声の坂本・井ノ原・岡田と、甘くて高い声の長野・森田と、奇跡のミラクルボイス三宅。6人の声が合わさって重なって、面白いハーモニーが生まれてます。
それとダンス。V6はすごい踊ってる。踊ってるとは思ってたけど…思ってる以上に踊ってました。アクロバットのイメージも強くて、昔はぴょんぴょん跳んで回ってた気がするんだけど、近年はアクロバティックな動きよりも、繊細に歌詞の一音一音を表現するかのような振り付け。それがまた体格も違う6人がきれいに揃っててしなやかで美しい。
とにかく、CDやDVDで再確認したV6は、私が知ってたV6よりもさらに素敵だったのです。
観劇シーズン
その初めて買って観たライブDVDが伝説の「READY?」コンだったんだけど…もうこれは会いたくなるでしょ?コンサートに行きたくなるよね。
そう思ったらもう、ライブDVDが出てるっていう時点で当然ですがツアーは終わってて。
せめて1人でも会いたいと思って、坂本くんの「Zorro the musical」を下の子と観に行きました。これが私の初めての「生」V6体験。この時に上の子が「なんで僕も連れてってくれないんだよぅ」といじけてたので、それ以降は3人で行くことになるんです。
いよいよコンサートへ行こうと思ってツアースケジュールを見たら、なんとまさかの名古屋飛ばし!
横浜まで行く?大阪の方が近い?
考えてる間もなくチケット完売で、このコンサートは諦めました。
翌年のコンサートは名古屋飛ばしは無かったんですが、見事に外れて電話も繋がらず完売。仕方なくグッズだけ買いに行きました。
やっぱりファンクラブに入らないとチケットは取りにくいよと、いろいろ教えてくれるTwitterのフォロワーさん達に勧められて、ついにファンクラブに入会することに。
どうしてもっと早くこうしなかったんだろう?ということが、私の人生にはよく起こりますが、そうなればなったで堰を切ったように流れ出すのが道理で…ますますV6に心酔していくのです。
TAKE ME HIGHER
少年オカダ
かれこれ20年前、私は結婚して、数ヶ月後に仕事を退職しました。
とーっても忙しくて、毎日時間に追われてるような新聞社に勤めてたので、晴れて専業主婦になり、その気分を十分味わおうと朝から晩まで好きなテレビを見て過ごした時期がありました。
それまでは忙し過ぎて世間で評判になったドラマ (「東京ラブストーリー」など) も見られなかったし、歌番組も少なかったので流行ってる歌の歌手 (TRFとか?) も実際に見たことが無いくらいでした。だからそれを取り戻そうと、評判のドラマも数少ない歌番組も、見逃した映画はビデオを借りてきて、観まくりました。
そんな頃、お菓子(いま思うと多分森永ピクニック?)のCMに出てる可愛い男の子に目を奪われました。外国人の子供たちに混じってバスケに興じるその黒髪の男の子は、外国人の中でも引けを取らないハッキリした目鼻立ちで、目がキラキラ輝いてました。
一瞬で心まで奪われたその笑顔 を、今でも忘れられません。
それが私と岡田准一さんの出会いでした。
当時は本当に少年でしたので、彼がジャニーズのデビューしたてのV6の一員であるという事実も知らないまま、しばらくはそのCMを見る度にドキドキしていました。
V6は、当時もちろん知ってましたが、なんとなく見覚えのある年長の子たちと、若い小さい子たちという、遠目で見た印象しかありませんでした。
小室哲哉の(悪)影響で、当時の私はユーロビートが好きじゃなかったので、あんまり見てなかったんだと思います。にしても、V6の印象はカッコよかったです。
あの、ジャニーズにしてはめちゃイケてるグループ名 (だって、ご存知のようにそれまでは、シブがき隊、少年隊、光GENJI、SMAP、TOKIO、KinKi Kidsですよ!) 。
スカジャンを基本にしたイケてる衣装や (あくまでもジャニーズとしては、です) 女の子に媚びてない歌詞のデビュー曲。
どれを取ってもそれまでの…いや、たぶんそれ以降のグループと比較しても、あんなカッコよくて華々しいデビューは珍しいという印象でした。
なだけに、あんまり引っかかることなく遠目に見てたんで、岡田くん=あのCMの男の子というのがしばらく結びつかなかった。
ウルトラマン
私が初めてV6を意識して見てみようと思ったきっかけは、たぶんウルトラマン・ティガです。
初代ウルトラマンの放映が始まった頃にこの世に生を受けた私は、父親を早くに亡くしたこともあり一種のファザコンとしてウルトラマンや怪獣が大好きな子供でした。
初恋の人がウルトラマン・エースの北斗隊員だし、意地悪な叔母に「背中にチャックが付いてるよ」と入れ知恵されるまではウルトラマンが本当にいると信じてました。
クラスの女の子達がみんな天地真理ちゃんの番組を見てる時間に裏番組のウルトラマンをこっそり見てるような子だったので、平成になってウルトラマンが本格的に再開するというのは心踊る出来事でした。
当然、平成ウルトラマンシリーズの幕開けとなるウルトラマン・ティガの第一回放映から見始めました。
ウルトラマン・ティガの予備知識はテレビ雑誌でなんとなくチェック済みだった私は、フォルムチェンジなどにも「ああ、こうやって色が変わるんだ」などと比較的冷静に対応できましたが、ティガに変身することになるダイゴ隊員の予備知識が何故かほとんど無かったので、すごく驚いたのを今でも憶えてます。
それまで私が見ていたウルトラマンシリーズの、ウルトラマンに変身する方達のイメージを打ち壊す、溌剌とした若々しさ!
微塵もダークサイドを思わせない圧倒的なイノセント感!
なんてウルトラマンにピッタリな人だろう、いやウルトラマンに変身するために生まれてきた人だ。….と思う程でした。
だれ?誰が演じてるの?
どっかで見たことあるけど。
間も無く彼がV6の長野博さんだと分かります。
ジャニーズってこんな、ウルトラマンみたいな逸材を隠してたんだなって、嬉しくなりました。
そして何より、主題歌も今までにないすごくかっこいい曲で、ティガにピッタリで、多分じっくりV6の歌を聴いたのはこの曲が初めてだったかもしれないです。
すごく好きな曲で、今でも10本の指に入るくらいに好きです。
ここまで来て、V6のバラエティ番組「学校へ行こう」も始まり、岡田くん長野くんからの…全てが繋がってV6のことを大好きになるんです。
この続きはまた。
ミーシャは何処へ行ったの?失われた未来
オリンピックの夢
私が中学生の頃、友達は体操を習ってて、「モスクワオリンピックに出たいけどダメだったら名古屋オリンピックでもいい」と言ってた。
けど東海沖大地震が5年以内に起きると言われてて、世紀末でノストラダムスの大予言もあったし、20歳まで生きられたら恩の字だよねと言ってた。
あぁ、世紀末。
モスクワはボイコットして、名古屋オリンピックはソウルに負けて夢と散って、けど未だ東海沖大地震は起きないしノストラダムスは当たらなかった。
でもワールドトレードセンターはテロで破壊されたしオウムがサリンをまき散らしたし関西や東北で地震が起きた。
私はまだ生きてる。
ミーシャ、モスクワのマスコットキャラクター…あれを見ると懐かしい。
懐かしいを通り越して、なんか悲しい。
いろんな思いがこみ上げてくる。
永遠のゼログラヴィティー
私達の世代は特攻隊になりそびれた世代と似てるのかもしれない。あの後バブルが来て、躍らされて働かされて…今に至る。
そして目の前に果てし無く乾いた未来がまだ続いてることに、少し怖れを抱いてる。
絶望感さえ覚える。
私たちの生きてた時代は、ただただ希望とか不思議とか冒険とかに満ちてた。失われた未来をどう取り戻せばいいのだろう。
ジェネレーションギャップ
バブルで儲けた世代は私たちの少し上の世代で、ファッションや文化、考え方にも確実にジェネレーションギャップがある。
私たちはバブル世代と言われて久しいけど、実はたぶん今生きている世代の中で一番即物主義やお金が総てだという考え方を軽蔑している。恥ずかしいと思ってる。
私たちの本当に欲しいのは夢とか希望とか冒険とか不思議とか…そういうものだったから。
三丁目の夕日が沈んでから生まれた
それがお金で買えないことくらい分かってたんだけど、高度成長期の熱に浮かされた雰囲気の中で育って、あたかもお金で総てが買えるように見せかけたバブルに騙されて、死ぬほど働かされて、死ぬほどお金を使わされたのが私たちの世代。
儲けた世代は、24歳までに結婚して30までに家を建てて…という考え方で堅実にバブル世代とは無縁な顔をして悠々と暮らしている。
そしてまだ、私たちにお金を出させようと、ノスタルジーを刺激するような漫画や映画でブームを作る。
夢見てた未来はもうどこにも無いのに。