尾美としのり=ジム・キャリー
ずっと人生に寄り添うように
気が付いたらいつもそばにいた人。
尾美くんの出てる「A-studio」また見てます。
ちょいちょい、司会者が失礼だなぁ。
どんな脇役ばかりみたいな役者さんだって、私みたいな熱烈なファンがいることを考えて欲しいわ。
私の大好きな俳優さん。尾美としのり。
12歳の頃からずっと好き。
12歳って、私が12歳なだけじゃなく、その時尾美くんも12歳だったんだよね。
長いなあ。
彼が主演した映画は数少ないけど、印象的だった「火の鳥」(誰が何と言おうと、あの映画の主演は尾美としのりだと断言します) と、何度観ても泣ける「さびしんぼう」は本当に大好きだし、
脇役で出演の「時をかける少女」も「ダウンタウンヒーローズ」も控えめな存在感があって良かった。特に、時かけの吾郎ちゃんの役は今でもファンが多い。
好きな子に抱きつかれた時のあの表情とか、お醤油の匂いのハンカチを顔に乗せる場面とかは、もう繊細で胸が締め付けられる。
稀有な存在感
ジムは派手なギャグ映画やドタバタコメディの印象が強いとは思うけど、彼の良さはどんなに自己主張の強そうな役を演ってもそれが主役でも、決して出過ぎない控えめな存在感だと思うんだ。
だから、コメディアン出身の俳優さんの映画はその俳優さんの存在感が強過ぎて煩かったり、他の出演者の影が薄くなってしまったりしがちだけど、ジム・キャリーの映画ではちゃんと脇役も立っててストーリーも楽しめる映画になってる気がする。
それはジムがコメディ以外の映画に出た時に顕著で、「エターナル・サンシャイン」や「トゥルーマンショー」や「マジェスティック」での演技は、繊細で本当に素敵だった。
あと脇に回ると「バットマン・フォーエバー」の時なんて、主役のバットマンやもう一人の敵役のトミーの持ち味を殺さぬように控えめに、その上でジム独特の「座らない首」「動き回る腰」「捨てられた仔犬ような瞳」を最大限に活かす演技をしてて大好きだった。
日本のジム・キャリー、尾美としのり
で、日本の俳優でそんな控えめな存在感を持ってるのが尾美としのりだと私はいつも言ってるんだけど、余程の映画好きでしかも同世代じゃないと、尾美としのりという俳優が今までにどんな仕事をしてきたかなんて知らないから、どうしてもドラマでの役柄で冷たそうなイメージとか嫌な人のイメージで見られてて、私の主張が通じにくかった。
あまちゃんのお陰で随分とイメージも良くなって、知名度も復活したけどね。クドカン作品には「タイガー&ドラゴン」「マンハッタンラブストーリー」「流星の絆」「我輩は主婦である」にも出ててあの独特の存在感を遺憾無く発揮していましたよ。
だいぶ名誉は回復したけど、私が尾美としのりを好きな理由はイマイチ伝わりにくい。
「A-studio」で、TBSのドラマプロデューサーで有名な磯山さんが「1ドラマ・1尾美としのり」と決めてる話しの件で、「いつも撮影してる時はこんな感じじゃ物足りないくらいに控えめな演技をしてる気がするんだけど、編集してると急に輝き出す」って尾美くんの演技を表現してた。
まさに私の持論通り!
「ふたり」という映画に尾美くんが出た時に、おすぎとピーコさんが「ちょっと!尾美としのりってこんなにかっこよかったっけ⁉︎」と大林監督に詰め寄った話しはファンの間では (mixiにコミュ有り!) 伝説になってます。
他にも、私の好きな俳優さんは…
渡辺いっけいさん、岡田義徳さん、田中哲司さん、生瀬勝久さん、八嶋智人さん…などがいいな。
好きなアイドルの時と違って、俳優さんの場合「面喰いだね」と言われた試しが無いんだけど
(´・_・`)
強いて言えばみなさん目が大きいでしょう?(笑)
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